Labor Day2008-09-01 Mon 22:37
ネバならない・・・は好きではないですが、
やらなければならないこと、 考えなければならないこと、が たくさんあって。。足踏みを楽しんでいるこの頃。。 ![]() 9月になりました。 夏を惜しみつつ、移り行く季節を味わえる素敵な時です。 Labor Dayの週末。 文字通りBBQを楽しんだ今日、夏の終わりには勿体無い!くらい Greenwichはお天気に恵まれました。 ![]() ’生命即神’という言葉があります。 龍村修先生によれば、 「生命は神、つまり命はなんでも知っている。 頭に入っている知識より、自分の体が正しいことを知っている」 といわれます。 Yogaを通して、体から聴こえてくる声に耳を傾け、 響きを味わい、観察することを訓練し学んでいます。 時に・・・、在ることを確認したくて、 またプラトンを読みたくなりました。 秋でしょうか。。。 ![]() 「命はかなき魂たちよ、 ここに、死すべき族(やから)のたどり、死に終わるべき、 いまひとたびの周期がはじまる。 運命を導く神霊(ダイモン)が汝らを籤引き当てるのでない。 汝ら自身が、みずからのダイモンを選ぶべきである。 (中略) 責めは、選ぶ者にある。神には、いかなる責めもないのだ」 (藤沢令夫氏訳 『国家』617eより) エルの物語に出てくる女神アナンケ(必然)の3人娘モイラ(運命)のうち、 姫御子ラケシス(過去)の言葉として神官が語った場面の引用です。 *ちなみに後二人の娘の名はクロト(現在)、アトロポス(未来)。。 母が必然の女神でその娘は運命の女神、そしてそれは過去・現在・未来というわけ。。* プラトンによれば、各人にはそれぞれの運命を支配し導く ダイモンがついていて、 <運命とは、与えられるものではなく、 むしろ各人が自分自身で選びとるものである>、という。 現代では当たり前だと思う人の方が多いのかもしれない。 でも中世ののち、この言葉を聞いたルネサンス期の人々は 震撼したに違いない。。 どれだけ、いま、それを自覚できているだろうか。。と 自らに問いかけてみる。 魂は、籤によって決められた順番に従って、 生涯の種類の見本から、これから生まれかわるべき自分の生を選びます。 籤はモイラ(必然の娘、運命)によって決まり、 選択は自由意志によるものであるから、 人間の生涯は、必然と自由との両方によって規定されていることになる。。 この「エルの物語」は、素敵なミュートス(神話)です。 ヒントがたくさんあります。 虫の音が盛んに響き渡る夜・・・ 夢物語に浸ってみるのもいい時間。。 ![]() スポンサーサイト
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