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“Global Heart”

~ Yogaでシンプル・ライフ from Greenwich CT ~

感謝祭

今日から4連休・・・
道やお店、まわりは昨日までの混雑ぶりから一転、
Thanksgiving Dayの今日は、日本のお正月のようにHolidayの雰囲気に包まれています。

Macy's Thanksgiving Day Parade をテレビで見ながら、
パーティの準備に、朝から夕方までキッチンにこもりました。 
大晦日にお節料理を作っている感じです。。^^


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今年もこうして、この日を迎えることが出来たこと、
すべての恵みに、出会いに、感謝して。。

Happy Thanksgiving♪




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INKAコーヒー

先日の九星気学クラス#2で、清美さんが紹介してくださった穀物コーヒー。
この辺りではどこで買えるの?と、お問い合わせがありました。

私は、Mrs. Green’s Natural Market のStamfordのお店で手に入れています。(ココ
他にヘルスストアで見つかると思うのですが、ホールフーズには置いていないようです。

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他のメーカーのものもありますが、私はこのINKAコーヒーがいちばん好きです。
7ドル弱です。

コーヒーの代わりにはちょっと…、と主人は口にしませんが。。
ストレートでも、濃い目に入れて温めた豆乳でオーレにも。。
陽性よりの飲み物、寒ーい日の憩いの時間にお試しください♪
原料はRoasted Barley,Rye,Chicory,Beet Roots。 Poland製です。


この夏帰国した際に、友人が表参道のブラウンライス・カフェに案内してくれました。

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お店の雰囲気はやさしく、洗練されたお味でした。
ここブラウンライス・カフェのレシピ本がGreenwich Libraryに置いてありますよ。

ここにもインカコーヒーがメニューにありました。
隣接する「ブラウンライス・デリ おもて」というお店で売っていたのですが、
お値段を見てビックリ。。アメリカの半分位の小さなサイズで1000円近くしています。
流行りだからでしょうか、その他置いてある商品をみても
日本は総じて(やっぱり小ぶりで^^)何でも高いな・・・が印象でした。


九星気学クラス、第2回目は。。
本命星の他、月命星、第3、第4番目の数が出てきました。
より個性が顕わに?! 毎年変化するサイクルについてもお聞きしました。

17歳を境に、行動を主にする月命星と、思考が主になる本命星とが逆転していくそうです。
17歳のとき、なにか変化や葛藤などありましたか? だとしたら、それはその影響かも。。

なぜ、あの人に惹かれるのか・・・。そんなことも垣間見れる楽しいお遊び♪
自分で納得する解釈ができると、これはスッキリかも。。

講座に参加できない方から、私の星は?聞きたーい!とお話しがあります。
来月を楽しみに待ってくださいね。
Yogaのクラスの中に、鑑定できる仲間がたくさん生まれますよ。 

清美さん、皆さん、今回も素敵な会をありがとうございました。



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流れ

雪がちらちらと舞うようになりました。
朝晩の冷え込みが増し、最低気温に氷点下が続く日々です。

葉っぱをすっかり無くした木々は、静かに静かに呼吸しているようですよ。


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太陽が眩しい青空の中、お月さまが顔を出していました。
日本で、同じこのお月様、出ているかな・・・などと思いながら。。


澄んだ空気がとてもキレイです。こんな時は、深呼吸を♪

外に出ると、思わず、寒ーぃ!と体に力が入ってしまうこの頃。
外の土のように、体もガチガチに固まりガチに・・・。
でも呼吸で、体に「気息」という風を吹かせて、
「固まり」から、「流れる」体を味わうと、とても気持ちいい。

血液、リンパ液などの体液、そして「気」が流れている体の川。
体の隅々に、川の流れが行き届いていく響きを感じながら、
今このときを味わって。。


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夕暮れて、
お月さまが一巡し、またやってきました。。

すべて流れている。留まることのない川の流れのように。
でも本当に、流れているのは・・・?

お月様も太陽も、観えなくても、いつもここに在るよ。




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音楽三昧♪

Mozart concerto 20 in d, K.466 - 1. Allegro (1of2) Gulda

Mozart concerto 20 in d, K.466 - 1. Allegro (2of2) Gulda

Mozart concerto 20 in d, K.466 - 2. Romance Gulda

Mozart concerto 20 in d, K.466 - 3. Rondo ; Gulda

 Friedrich Guldaがオーケストラの指揮をしながら、ピアノ演奏をしている
Youtubeの貴重な、面白い映像です。
曲は“モーツァルト ピアノ協奏曲 第20番”。。短調の美しいコンチェルト♪

先週末、New York Youth Symphonyのドレス・リハーサル・コンサートがありました。
30日に行われるカーネギー・ホールでの定期演奏会が本番です。
今回の曲目の中に、上のコンチェルトがありました。
ソリストは、上海出身のHaochen Zhang。 彼はまだ16歳。
でも、ピアノに向かうと、まるで別人です。
こころにストレートに響く、躍動感。。 情感たっぷりの素晴らしい演奏でした。


この日、娘はもう一つのオケ、Stamford Young Artists Philharmonic
のコンサートが重なり、夜には別のホールへ。。
こちらのソロ曲には、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲がありました。

Mendelssohn - Violin Concerto

(Sarah Chang: Mendelssohn Violin Concerto Mvt.1 Part1)
(Sarah Chang: Mendelssohn Violin Concerto Mvt.1 Part2)

これを奏でたゲストソリストは、韓国出身のJune Lee。 彼女も16歳。

オケとソリスト達のピュアな響きが、ハートに直球できます!

プラトンは、人格形成を目指す初歩教育に関して述べている中に、
人間の魂(人間の精神)に善いリズムと、ハルモニアをつくりだす美育として、
音楽と体育の教育を採り上げています。(魂を真実在へと引っぱっていくものとして。。)
彼らは若くして、その魂はイデアの真実在の世界を垣間見ているかのような・・・
そんなことを思わせる響きでした。

この日、聴いた曲、10曲あまり。。その夜、眠りについても心地いい音が鳴り響く。。
音のシャワー、脳のバランス調整にも刺激にもなりました♪




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九星氣学

今日は厚い雲に覆われた一日でした。
テラスから川を眺める景色は、霧と枯れ木と、まるで墨絵のような世界。。
こんな日もしっとりとして、ステキです。

さて、今日はYogaクラスの後、マクロビオティックの野田清美先生
お招きして、「九星氣学講座」を開いて頂きました。

普遍的なコスモロジーを垣間見る、興味深い内容でした。
循環する九つの異なる大気が、一定の周期をもって私たちに影響を及ぼしているという。
自分の立ち位置を知り、上手にその氣のリズムに乗れたなら、
もっと軽やかに、周りと同調しながら生きていけるかも。。

陰陽五行の世界は、Yogaと相通ずる考えをもっていることを、嬉しく再認識しながら、
なるほど、なるほど、と参加された皆さんと共に、清美さんのお話に夢中になりました。

私の今年の位置は、ど真ん中。。 当たっていました!
なんだか今年は賑やかです♪ 人と人とを繋ぐ役回りにあるらしく、引き寄せているらしい。。
うん、うん。そして今年は私自身、運命的な出会いがたくさんありました!!

家族それぞれの本命星からみると、木々に囲まれ、川の側に住んでいる今の環境は
とても合っているそうです。
そんなことまで分かってくると面白い世界ですね。


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お手製マクロスウィーツをご馳走になりました。
豆乳と葛のプリンです。リンゴジュースで甘味を加えたベリーソースが添えられています。
あっさりとした、爽やかな美味しさでした♪
そして、可愛いハート型は、ココナッツとオートミールのクッキーです。
ブラウンライス・シロップとメープル・シロップの優しい甘さと香ばしさが
口に広がり、とっても美味しかったです!

頭も心も、お口も体も、喜んだ一日でした。

清美さん、参加された皆さま、今日はありがとうございました。
また来週の講義が楽しみです♪





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The Enchanted Forest 2008

   
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The Enchanted Forest 2008 が、今月22・23日の週末に、
GreenwichのHyatt Regency にて開催されます。
昨年の模様はココに。。

Thanksgivingを前に、ひと足早く、Holiday気分に浸りたい!ご家族には楽しいかも♪
ということで、お知らせでした。      



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霜をみる頃にて候

  
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日ごと移ろい行く、前庭の風景です。


遊びに来るターキー達もこんなに!

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僅かひと月前の彼らは。。このようで…、 さらに7月の雛たちは。。このようでしたのに…
月日の流れを感じます。
羽根を広げると想像以上の威圧感アリ。。

ファミリーでのお散歩、まだまだ毎日続いていますよ。


Greenwich Pointではいつも様々な動物に出会いますが、今回はちょっとビックリ。
ポーズを取って、レンズを覗いてくれました♪
そういえばタヌキのポーズはアーサナにないですね。。^^

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  遠く彼方を見つめるカモメ…  物想う晩秋の夕暮れかな。

朝な朝な霜をみる頃にて候ふ。




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枯れ葉舞う、この季節、物悲しくて・・・
空を眺めては、ため息洩れること多々あり・・・

ですが。。

彩雲です♪
西の空に、面白い形をした雲があったので眺めていると、
縁を七色に染めた雲に出会いました。

  空模様は刻一刻と、絶え間なく相を変えていくけれど、
  空自体は、いつも、ある。

  現象の世界は、移ろい続けていくけれど、
  その奥にある世界は、変わることなく、ただ、ある。

  でもそれは、あるようで、なく、ないようで、あり、
  あるでもなく、ないでもない、そんな…世界。。


空をぼんやり眺めるの、好き。
女ごころと秋の空。。。^^ 


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              テラスはすっかり枯れ葉で埋まってしまいました! 




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心をたがやす

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紅葉も終盤を迎えています。 
庭のリスたちが、木の実を口いっぱいに頬張り、忙しそうに運んでいますよ。
サマータイムも終わり、日暮れが早まって参りました。
いよいよ冬支度っといった感じでしょうか。 


先日の語ろう会の模様をお伝えして参りましたが、いかがでしたか?
文章にして書き表す作業に、上手く伝えることの難しさを感じております。
ふぅーん、と何かを感じていただければ嬉しいです。

図書館でふと手にした、『スルメを見てイカがわかるか!』という本の中で、
茂木健一郎さんがこのように書かれていました。

「現代人は、ついつい、意識こそが自分だと思いがちである。
しかし、実際は私たちの脳の中で肝心なことの多くは無意識に起こる。
意識にできることは、その無意識に手入れをすることだけである。
自分が意識的にコントロールできないからこそ、自分の無意識は意識にとって
無限の可能性を秘めているのだということを悟るべきである。

そうすることは、本当の意味で創造的に生きることにもつながるし、
より広く、人間と自然の関係を見直すことにもつながる。
意識から見た「自然」は、自分自身の脳の中の無意識のプロセスから、
すでに始まっているのである。」

心の中の意識することが難しい層=無意識層。。
その「無意識に手入れをする」、という表現が面白く、
Yogaの働きの中に、そのような「心をたがやす」作業があるように思いました。

お手入れすべきは無意識か・・・
Yogaの学びの中には、もーっと楽に、真に生きるヒントがいっぱい詰まっている!
心をたがやして、参りましょ♪


 明日はElection Day。。 さて、どうなるでしょう。
GHSでの生徒たちの投票結果は、圧倒的にオバマ氏の勝利だったとのことですが。。
地域柄、共和党の名前が目立つGreenwichの街並みです。
  
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語ろう会 その2:真我の意志

「アートマン(真我・霊魂)を車主と知れ。
肉体は車体、覚は御者、意は手綱なりと心得よ。
賢者たちは、もろもろの知覚器官を馬とよび、
諸知覚器官に対する諸対象を道路とよんでいる」    
                         (カタ・ウパニシャッド、Ⅲ.3-4)


これは、今からおよそ二千数百年前に成立したといわれる
カタ・ウパニシャッドという古代インド哲学の文献にある言葉です。

その中に、「自分とは何か」についてが、車主や馬、手綱などに喩えられ
上手に書き表わされています。
何を中心に生きるべきか・・・という命題を理解する上でたいへん面白いです。

車の所有者である車主が、アートマン(真我:精神性の制御力)
運転手である御者が、ブッディー(覚性:思考の制御力)
ハンドルである手綱が、マナス(意志:諸知覚の制御力)
エンジンである馬が、インドリア(諸知覚器官=眼・鼻・舌・耳・身)
ボディである車体が、シャリラ(肉体)

これらすべてが「自分」。
でもその中でも自分の中心にすべきものは、
肉体ではなく、感情や理性でもなく、
アートマン(真我・霊魂)であると、古代のインド人は考えました。

車主はどこへ行くのか、御者に指示できますが、直接に手綱はもてません。
御者は手綱をうまく使って、五頭の馬を操作して目的地へと向かいます。
五頭の馬が好き勝手に動くと、当然目的地へ進むことは難しくなります。
馬車が壊れても、手綱が弛んでも、車主の指示に従って進むことができません。
道(人生)は、坂もあれば曲がりくねった道路も、悪道も険しい道もあります。
その道は常に未知である故、御者の采配、力量や判断力が問われます。

つまり、肉体と心と理性の上に、アートマンを置き、
人間を身・心・霊の不可分な一体的なもの、と理解しました。
すべてのバランスがとれて、調和したときに目的地へと進むことが出来ます。
その中心になるものが、アートマンの意志と考えました。

「五つの知覚器官が意(思考器官)と共にその働きを静止し、
覚(判断意識)も動かなくなったとき、
人びとはこれを至上の境地という。かように、諸器官を固く抑制することをば、
人びとはヨーガと見なしている」                 (同、Ⅲ.9-10)



初めてこの五頭の馬と馬車という内容に触れたとき、
このような考え方が、二千数百年前にあったということに驚きました。

実は、これが私のYogaとの出会いとなりました。。
以下、「語ろう会」からは余談となりますが。。

苦しかった十数年前のこと・・・
私はプラトンに出会い、救われました。
それは彼のイデア論を中心とした、真実在、普遍性、魂の本来の相、
そういった思想が、私の今までのものの見方にコペルニクス的転換!
をもたらし、私は頭上が開かれた思いがしたのです。
その瞬間は、以前に書いた「エルの物語」を読み終えた時のことでした。

その数年後に、インド思想「ウパニシャッド」の文献に触れる機会があったのですが
そうしたら、ビックリ!

梵我一如の思想は、新プラトン学派のプロティノスの「一者からの流出」
という思想と、通ずるものがあるではありませんか!
そして、この馬と馬車にみる思想は、プラトンの『パイドロス』という作品の中で
語られるミュートス(神話・喩え話)によく似ていたのです。。

プラトンが書いた時代もほぼ同じくらい・・・
ソクラテスはよく瞑想状態になるのですが、
もしかしたら彼は、Yogaの思想に出会っていたかもしれない・・・

そんなことから、いつの間にか私は身体を動かすYogaと出会っていった次第です。

『パイドロス』は副題が、「美について」というもので、
「恋愛とは何か。それは<聖なる狂気>である」。。 
と、いうのがこの著書の根本テーゼになっています。
ここに出てくる美しいミュートスをいつかご紹介できたらな。。と思っています。


人間の本質というものは、
時代を経ても、そう変わらないものであることがわかります。
みんな、悩んで大きくなった!^^



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