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“Global Heart”

~ Yogaでシンプル・ライフ from Greenwich CT ~

翼の再生

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Cos CobからGreenwichに向かうPutnam Av.沿いの丘が
可愛いクロッカスで覆われています♪

夕方、郵便を取りに出た時、近所の御婦人に会いました。
彼女は「もう冬は懲り懲りねー」、と微笑み、ウインク。。
そうそう今年は冬が長かった。。その分、春を待ち焦がれる思いはひとしおです。
まだまだ肌寒い日々ですが、
庭の水仙も今か今かと一斉に咲く準備をしているようですよ。


さあ、春に向けて! 胸腺ホルモンを刺激し、免疫力の強化です。
今週のクラスでは、肩甲骨をポイントに胸をひらくポーズをたくさん取り入れました。
肩甲骨が柔らかくなると、姿勢が整い、肩、首、背中のコリもスッキリです!

呼吸を整えて、ラクダ、弓、魚、鳩、アーチ、英雄、合掌のポーズetc.・・・
それから前述の清水さんの講座で学んだ復習、肩甲骨を寄せて上げる動きも
おうちYogaTimeに取り入れてみてください。


肩胛骨は何のためにあるの・・・
主人公の男の子の問いに、母親がこのように答えます。

「肩胛骨は、人間が天使だったときの翼のなごりだといわれている。
いつかある日、またここから翼が生えてくるって」
「だって、それ、ただのお話でしょ。
ちいちゃい子ども向けのおとぎ噺。そうでしょ?」
「さあね、それはどうかしら?
かつて、あたしたちはみんな翼を持っていたのかもしれない。
そして、いつかある日、また、翼を持てるかもしれない」
              (デイヴィット・アーモンド著・山田順子訳 『肩胛骨は翼のなごり』より)

肩甲骨は翼のような形ですものね。

     20080820_365434[1]  ラファエロ・サンティ作 「サン・シストの聖母」の天使たち

プラトンは人間の魂を、「翼をもった善悪二頭の馬と、その手綱をとる翼をもった御者」
というイメージで表現しました。
・御者=理知的部分(学ぶこと、知ることを愛求する部分)
・善い馬=気概の部分(勝利、名誉を愛求する部分)
・悪い馬=欲望的部分(金銭、利益を愛求する部分)、というプラトンの「魂の三部分説」です。

「翼をもつわれわれの魂は、御者が二頭の馬の手綱をとりながら、
かつて神々の行進に随行して天空を駆け巡り、聖饗に赴く時が来ると、
神々とともに天球のきわみまで登りつめ、最もよく神に倣う魂は御者の頭をあげて、
天外の世界にある諸々の真実在(イデア)を観照していた。
だが、悪いほうの馬がしばしば御者を煩わして観照を妨げ、そのために、
この天外の道行きの何度目かの機会にイデアを見損なった魂は、
翼を傷つけられ、地上に落ちて人間の肉体に宿ることになる。」
                             (藤沢令夫著 『プラトン哲学』より引用)

そしてプラトンの著書、『パイドロス』でプラトニック・ラブが語られます。
恋とは、こうして人間の体に宿った魂が、この世の生を送る道すがら、
美しい人に行きあって、かつて観た真実在としての<美のイデア>を想起し、
魂の全体が熱っぽく沸きたって、枯渇していた翼の再生をうながされることである、と。

そう、プラトニック・ラブというのは、
<美のイデア>の想起として語られる知的欲求をいうのでした。

         Albani[1]1[1]

春は恋の季節? 肩甲骨を軽やかに、翼を再生させましょうか。。



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テーマ:天使 - ジャンル:心と身体

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