実践理性の要請2009-10-22 Thu 16:47
![]() ![]() ![]() 今日は朝から啄木鳥(キツツキ)が訪れ、コンコン、コンコン、と 大工さんのように、リズミカルに家を突いています。 ![]() 壁は大丈夫かな。。^^ 20℃を超えた今日、Indian summer♪ 夏が少し戻ったような陽気は 人間よりも、動物たちの方が鋭敏に感じ取っているのでしょうね。 庭で大きなリスと小さなシマリス達、そこに鳥達が遊び廻っています。 お互いが側で間近にいても、お構いなしに遊んでいるのに、 私が外に出たとたん、みんなすばやく逃げてしまいました。 共存している彼らの世界を人間が邪魔をしてしまっているのですね。 申し訳ない。。 明日からまた冷え込みが厳しくなる様子です。 今日の光と空気をいっぱい浴びておきましょ! ~~~~~~~~~~ ![]() スワミ・チダナンダ師の講演録、中略し最後の部分を追記しております。 「宇宙の真理」なるものが、あるのかどうかなど頭をつかって考えても分かる範疇でもなし… でも、師が伝えられたように、「宇宙の真理につながっている」という感覚を持つことによって、 もし、どんな些細なことに対しても、素晴らしい価値があるのだ。。と思えたなら 生きるのが楽になるのではないでしょうか。。 ヨーロッパ中世を過ぎて、哲学者カント(Immanuel Kant1724-1804)は、 キリスト教義の中心である命題<魂の不死と神の存在>を「要請」します。 これらは理論理性の立場からはいかなる方法でも証明できるものではない。 でも、もし神が存在しなければ、個人の徳の完成も、またこの世での幸福も、保証され得ず、 私達の正しい行動も、秩序正しい認識も根拠を失ってしまう。 だから神は存在するはずだ、という立場を取りました。 魂の不死と神の存在(「自由」というのもここに入ります)というのもが 道徳的実践的な立場から要請されるとしたのです。 全く異なった文化の世界で、また時間軸も何千年という隔たりのある背景の中で、 東洋と西洋に同じテーマをもとに思想が繰り広げられてきた歴史に、 人間の変わらない営みをみるようです。 ある作家が言っていました。 「西洋は近代に入って、やっと東洋4千年の叡智に近づいた。 遥々遠回りをしたもんだな・・・」 と。 いかがでしょう? ![]() スポンサーサイト
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WILL2009-10-19 Mon 18:32
![]() ![]() ![]() 週末は荒れ模様のお天気! 洪水の被害が至る所であった様子ですが、皆様大丈夫でしたでしょうか? 息子はNew England Patriotsのブログをもつ程アメリカン・フットボールが大好きで、 彼は毎回ゲームを欠かさず観ているのですが、 昨日試合のあったボストン郊外が大雪で、吹雪の中の試合だったそうです。 まだ10月なのにね。。 ![]() 街中にみられるパンプキンの色や形がユニークで可愛くて、 枯葉の季節をあったかーい気持ちにさせてくれます。 寒さに向かうのは苦手ですが… Halloween、Thanksgiving、そしてHolidayシーズンへと続く この時期も楽しいものです。。 一気に年末になりそうな勢いですね。^^ ~~~~~~~~~~~ ![]() インド最古の文献、『ヴェーダ』の奥義書『ウパニシャッド』の <自己の探求>という章の中にこのような言葉があります。 (ここでいう自己とはアートマンという意味ですが) 「もっとも深い願望があなたである。 願望が存在すれば、意思が生まれる。 意思が存在すれば、決意が生まれる。 決意が存在すれば、行動が生まれる。 そしてその行動が、あなたの運命を決定する。」 意思とは何だろう・・・ どこから来るのだろう・・・ 英語の「will」をヒントに思考を巡らしていると、 意思とは創造の源のように思えてきます。 望み、願い、意志、意向、決意、決心… 他に willには遺言や、(神の)意という意味ももつ。 そう、現在形のwillは未だないものをカタチにするすべての根源のよう。 続くスワミ・チダナンダ師の問いかけにある、人類の進歩とはいったい何だろう。。 ご興味のある方、覗いてみてください。 ![]() |
スワミ・チダナンダ師講演録2009-10-16 Fri 16:00
寒い!! 最高気温が7℃の今日。。 長ーい冬が思いやられます。
朝から雪が降りそうな厚い雲に覆われて、元気が湧いてこないゾ。。 ![]() 背中や肩に力が入りがちな、こんな時こそ背骨を意識して 尾骨から頭頂部まで、スっーと気持ちよく伸ばしていたいものです。 そう、ハートを開くと余分な力が抜けて、呼吸も深くなり 体の芯からポカポカしてくるから不思議です。 ![]() ハート・オープンのポーズをたくさん取り入れて、免疫力もUP! 寒い季節に向かう中ですが、心身軽やかに過ごしましょ♪ 昨日、クラスでご紹介したスワミ・チダナンダ師(1916-2008)の 講演録をじっくり味わいたいとのお声を頂きました。 何度かに分けて続き部分を、ブログに載せて参りたいと思います。 ご興味ある方は下の続きを開いてご覧になってください。 ![]() ![]() 火曜・木曜日のクラスが只今定員いっぱいの状態です。≪ありがとうございます!≫ Waitingの方がございますので、欠席される場合はお早めにお知らせ下さいませ。 どうぞ宜しくお願いいたします。 ![]() |
秋のCape Cod2009-10-11 Sun 18:17
![]() ![]() Cape Codの夜明けです。 主人のCanferenceに同伴し、 水曜の夜より、Cape Codの東端Chathamを訪れておりました。 Rhode Island州に入って、Providenceを越えた辺りから Greenwichより少し紅葉が進んでいる様子でした。 New Englandの秋。。 ![]() 仕事のスケジュールが目いっぱいだった主人を横目に、 私の方は潮風に吹かれながら心地いい時間をいただいて参りました♪ 英語のシャワーからは逃げたくなりますが… Cocktail PartyとDinnerに同席するという役割で、オイシイ恩恵に与りました。^^ ![]() 日中はたっぷり時間があったので、思う存分にYogaタイム! 何も必要とせず、何処にいてもできる「自分の体ひとつで遊べる術」をもつことは なんて幸せでしょうか。 体はオモシロい道具です。 私なるものは、体に付き合えば付き合うほど、仲良しになれる気がします。 正直に、誤魔化さないで、自分の体に向き合うと、 どうしても今ココの呼吸を意識することになります。 だからより心と体が結び合うようです。 そうYogaは「結び」也と。。 ![]() ![]() Cape Codの海にはアシカがいっぱいいるそうですよ。 クリックして覗いてみてください! 可愛い無邪気なお顔を海面から出し、 陸にいるよりもこっちの方が楽しいよ、と笑っているようでした。^^ ![]() ![]() 空も海も風も砂も みんな Just Breathe... |
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