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“Global Heart”

~ Yogaでシンプル・ライフ from Greenwich CT ~

自我を超えて

雨上がり。。小鳥たちの賑やかな囀りが響き渡り、
濡れた緑がいっそう色鮮やかに映えています。
午前中のYogaクラスが終わり、大学から戻って来た息子のランチを用意して、
また大学に送り出し、ほっとひと息の午後です。。


「38億歳の自分がいる」。前述の続きでありますが、
そう感覚できるのは、呼吸が整いリラックスしている時で、
急いでいる心の時や、考えごとをしている時はなかなか難しいものです。

Yogaでは、私たちにはあらゆる生きものや物質とも共通する心があり、
その心で他の一切と接することが大切で、そうすれば、「自分とは何か」が
自ずとわかってくる、と考えます。
それは、Yogaを学ぶということは「自我(エゴ)」を学ぶことであり、
自我は身体の中に存在している
ものだからです。


Yogaのポーズには動物の名前がついているものがたくさんありますね。
進化順に一つずつ並べても。。
サカナのポーズ、カエルのポーズ、カメのポーズ、ワシのポーズ、そして赤ちゃんのポーズ…
更に、山のポーズ、月のポーズや星のポーズ、太陽を礼拝するポーズなど
自然を表したポーズもたくさんあります。
どうしてそのような動きがあるのか…

実はYogaはこれらの動作を通して、脳を強化し心の能力を開発しているのです。

人間を特徴づけている新皮質の前頭連合野(前述の「人生系の生き方」に相当しますが)
を活発に働かせるためには、土台となっている脳幹や古い皮質の働きが大切だからです。
進化の過程において、新しい脳は、その土台にある古い脳にエネルギー的に依存しています。

魚類は脊髄と延髄が中心で、呼吸や心臓の鼓動の中枢です。
両生類はこれに橋脳が加わり、橋は延髄と共に、
 呼吸・循環・嚥下などの反射運動の中枢で、視覚・聴覚・触覚その他の感覚を知覚します。
爬虫類にはこれに中脳が加わり、陸上での生存のために複雑な動作をする能力や
 感覚が要求されます。
 垂直状態での平衡保持に必要な感覚や運動機能の発達です。
哺乳類にはこれに大脳が加わります。
 特別に発達した牙や爪など、身を守る手段を持たない動物は頭を使って生きる
 必要がありました。
 二足歩行ができるようになり、どんどん大脳が進化し大脳皮質が発達したお陰で、
 道具をつくり、人類が困難な環境にも適応できるようになります。

これらの動作を意識的に行うYogaの訓練は、肉体の訓練というよりは、
脳の根幹部分を強化し心を訓練しているといえるかもしれません。
エゴが存在する大脳前頭前野の発達ばかりを強化していては、いつかどこかで
歪みが生じるのではないでしょうか。


いまを生きる人生系の中で、38億年かかって進化し繋がってきた生命系を
上手にバランスのとれた交わりの中で自分を捉えることが出来たなら、
少しは自我を超えた生き方ができるのではないか…、そのように思います。
Yogaはそれを導くメソッドのようです。

~迷ったときは呼吸をみつめて~


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38億歳の自分がいる

日に日に緑が濃くなり、生命の息吹を感じるこの頃です♪
裏庭のメイプルの葉が、赤ちゃんの手が広がるように大きくなり始めました。
真夏には涼しい木陰を造ってくれて…
秋には美しい壮大な紅葉を魅せてくれて…
いつの時も生命の在り方そのままをを示してくれています。


先日Libraryで手にした安保徹著、『免疫力がつく生き方』という本の中に、
次のような言葉がありました。

「体内に 38億歳の 自分がいる」

著書によると、私たちは「ふたつの物語を生きている」とあります。
それは「人生系の物語と生命系の物語」のふたつ。。

「人生系の物語」の主人公は、何かをしたい私、つまりエゴです。
エゴはひとりひとり切り離され他者を意識します。
生きていく力、原動力は、他者よりもよりよく生きたいという願いであり、
それを司っているのは人間に発達した大脳前頭前野だという。

一方、「生命系の物語」では全体でひとつ。
人生系は孤立したエゴが100年足らずの時間帯をもっているのに比べて、
こちらは38億年の生命の歴史があり、生きとし生けるすべてのものが全体で一つ。
繋がっている。

これらふたつの交わりにくい物語系を同時に生きているのが、
私たちひとりひとりの人間だとありました。


これを読んでチンムドラーを思いました。
Yogaのクラスで瞑想の時に親指と人差し指で環を作り、他の3本は伸ばすあの印です。
人差し指の小宇宙である自我(エゴ)と親指の大宇宙をひとつに結ぶ意図を表しますが、

人生系の物語を生きている高だか数十歳の自分と、
生命系の物語を生きている38億歳の自分との融合… 

新緑の季節、チンムドラーで静かに座ってみましょうか。
自我を超えて、動物や植物の心とも、
風や春の光とも交わりを通わせる38億歳の自分を味わうようですよ。。




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木々からの声

青空が広がる、気持ちいいお天気が続いているGreenwichです。
丁度先月のストームからひと月が経ちました。
倒れて大きな木々が無くなってしまった分、家への陽の射し込み具合が少し変わりました。
でも、有ったものが無くなってしまうことに慣れるのは、そう難しくなさそうです。
今有るもので全体のバランスが取られていくようで、徐々に慣れてしまいます。
薄情なものですね。

ハナミズキの枝も半分折れてしまったのですが、
今残りの枝にたくさんの新芽が顔を出し始めました。
無くなった分までキレイに咲かせるぞ!と頑張っているみたい。。


今日4月14日は亡くなった母の誕生日でした。
Yogaのクラスが終わったとき、出席表の日付をみて、思い出した次第です。
ずっと覚えていたのに、亡くなって10年目を迎える今年は見事に忘れてしまっていました。
命日よりも誕生日を忘れ始めているようです。
此方での命日は、彼方での誕生日なのかな…
もし、生きていてくれたなら、71歳の母です。
どんなおばあちゃんになっていたでしょう…その母に会ってみたい。


無くなってしまった部分には、ちゃんと他がバランスを取り合いながら、
全体を造りつつあるストーム後の庭のように…
生きるとは、常に様々な関係を結びながら変化していく在り方そのものの中にあるのだろうか。

「命の記憶を頼りに、十全に発現させることが生きることだ」
そう今を生きている木々が教えてくれているようです。



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春爛漫

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                  春いっぱいのGreenwichです♪


アメリカ生活 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ただいま!

 「じらされれば恋心は募るという。
 今年の春の女神は駆け引きが上手らしい」^^
3月30日付けの天声人語の書き始めにありました。

残念ながら春爛漫とはいかず…冬のような、花冷えのする東京でしたが、
9年ぶりに触れた日本の春は、たいへん嬉しい日々でした♪
お時間を頂いた皆様、ありがとうございました。

Yogaクラス仲間、友人、そして親族との再会を重ね、
また新たにエネルギーが湧いて参り、蓄えることができました!
おまけにお腹にも蓄えが・・・^^


 千鳥ヶ淵の桜です。まだ3分咲き程でしたが、やさしい色、その姿に(*^o^*)
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 夜明け前の澄んだ東京の空。。夜が明けたら、富士山がきれいに姿を現してくれました!
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停電のまま後にした家に戻って・・・
13日のStormで倒れた大木の根っこが顕わになっている様子に胸が痛みます。
目に見えない地下の奥深くで、みんな共存仕合ながら、
つながり、生命を共にしてきただろうに。。
未だ爪痕が残る庭先で、水仙の花が満開で迎えてくれました。

また笑顔でお会いできるように、日々を重ねて参りたいと思います。

待花、初花、花雲、花吹雪、花筏、名残花…
桜にはなんてその時々の多彩な名前があるのでしょうか。
今を意識して、今の生を愛でながら、この時を生き抜こう。




アメリカ生活 | コメント:3 | トラックバック:0 |
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