雪掻きのお行2011-01-28 Fri 16:42
がんばらない、
でも、あきらめないで、 ていねいに生きることが大切なんだ。 雪まみれ、汗まみれの中 ![]() 前回記した、鎌田實さんの言葉がふと蘇り、その瞬間・・・ これだ!と大きな気づきを実感したのでありました。 ![]() <雪で埋まった庭のドライブウエイ、エントランス・ゲート> やれどもやれども終わりが見えぬ雪かきに。。 先を見ては、まだまだだ!と・・・溜息がもれ、 あれもこれもしなくては!と・・・焦燥に駆られ、 がんばる=我ん張ると心も体も萎えてしまう。。 そう、がんばらない、 でも、目の前にあるこの雪を除去することをあきらめないで、 今このひと掻きひと掻きをていねいに。。 禅の教えのように、今ここを生きる。 先が見えない雪掻きも瞑想のいい時間になりました。 筋肉痛はひどいですが・・・ (-_-)/ 「がんばらない、でもあきらめないで、ていねいに・・・」 人生これでいこう! (^-^)/ ![]() 1月27日の豪雪に、もう笑うしかありませんでした。(*^o^*) 来週はYoga Classが再開できますよーに。。 ![]() 皆様、Drive safe! スポンサーサイト
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気温差40℃2011-01-25 Tue 23:10
![]() Miami滞在中はお天気に恵まれ、連日28℃の夏日でした♪ ![]() ![]() 家に戻ったら・・・いきなり雪掻きが待っていました! ![]() わずか3時間の飛行、時差なしの所で気温差40℃とはやはりアメリカは大きい! 昨日の-18℃にはカラダがびっくりでした。 家の側の凍り付いた川を歩いていきましたよ♪ ![]() アイスリンクができています。 ![]() ![]() ![]() 魚釣りを楽しんでいる人も。 ![]() 尋ねたら、ナント70センチの氷の層ができているとのこと! 右の写真の赤い印が引っ張られたら釣れた合図だそうです。 troutやbass、perchが釣れて焼いて食べたら美味しい♪とのこと^^。えっ、この川、大丈夫? スキーを楽しんでいるご夫婦に会いました。 ![]() 私の家とは対岸にお住まいでした。川の上で初対面です♪ 夏にはカヤックで川に下りるそうです。 いろんな楽しみ方で自然を、季節を満喫されています。人生愉しんだもの勝ちだって! はい、見習いたいものであります♪ ![]() こう寒いと、やはり暖かいところが恋しいナ。。 今週の予報も雪マークおんぱれーどのGreenwich・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (-_-;)。。。そう、今この時を楽しもう♪(^-^)/ |
優しさとは2011-01-20 Thu 20:05
![]() 今マイアミに来ています。主人のカンファレンスに同伴して参りました。 これがバカンスならば尚嬉しいところでありますが・・・ 凍り付く残雪のNYを後にして、 この時季に避寒とはなんて有り難く贅沢なことでしょう。 がんばらない、 でも、あきらめないで、 ていねいに生きることが大切なんだ。 鎌田 實さんの著書『それでも やっぱり がんばらない』を読んでいます。 息子の呼吸が浅く短くなってきています。。 サポートが必要なことが多くなって参りました。 今、寄り添いここで過ごせる掛け替えのない時間が愛おしくてなりません。。 人間にとって大切なのは 他者への想像力だ 他者がどんなに辛い思いをしているのか 何をしてもらったらうれしいのか 何を待っているのか 「優しさとは 他者への想像力そのものだ」とありました。 私はまだまだ優しさが足りません。 目に見える現象の、もっと向こう側に在る、 大切な心や魂の存在に気づくことができたなら、 もっと真の優しさに近づけるかもしれない。。 零下の日々に、固まっていた細胞が身体の隅々が開いてくる感覚。 時間をみつけてはプールサイドでyogaをして。。(*^o^*) マイアミのあたたかい風が 「だいじょうぶ だいじょうぶ 今をていねいに生きよ」と 優しく頬を撫で吹き過ぎていく。。 ![]() テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記 |
Carpe diem!2011-01-02 Sun 17:31
![]() あけましておめでとうございます。 年末をローマで過ごしておりました。 古代、古代末期のキリスト教時代、中世、ルネサンス、 バロック、ゲーテ時代の廃墟のローマ、そして現代と 7つの顔をもつ都市といわれるローマを歩いていると イマがいつで、ココがどこで、自分は何者であるのか… そんな感覚に包まれます。 そして何処から来るでもないそんな疑問に、 イマがいつでもなく、ココがどこでもなく、 自分は何者でもないものであることを味わうのでした。。 ![]() <古代ローマの中心地 フォロ・ロマーノにて> 「私はいつもここの同じ道を我が『ローマ人の物語』の主役たち、 カエサルやアウグストゥスが本当に歩いていたんだなあって思いながら 散歩しています」 「英雄と共に、死者と共に生きております」 ~塩野七生氏著書『おとな二人の午後』より~ ![]() <朝市で賑わうカンポ・デ・フィオーリ広場にて> イタリア・ルネサンス時代の哲学者ジョルダーノ・ブルーノが異端であるとの判決を受け 火刑に処せられた場所は今や人々の笑いが絶えない公園になっていました。 銅像の正面はバチカンを臨む方向へ建てられている。。 時代は廻って20世紀・・・ 教皇ヨハネ・パウロ2世によってブルーノに対する裁判過程も再検証され、 「処刑判決は不当であった」という判断が下された。 思想の自由に殉じたブルーノに手を合わせ。。 合掌 ![]() ![]() 嘗て卒論のテーマに選んだのが プラトン哲学復興のイタリア・ルネサンス期のマルシリオ・フィチーノ哲学だったのですが、 バチカンにてラファエロのアテネの学堂を目の当たりにし感慨深いものがありました。 歴史と芸術に溢れた街を限りなく散策し、 夜には音楽会にと五感をフルに欲張りな時間を過ごして参りました! さあ、新しい年の始まり♪ プラトン(左)が著書『ティマイオス』(宇宙論)を手に天を差す天上的理想的なものと (Yogaでいうと、精神原理のプルシャ…) アリストテレス(右)が『ニコマコス倫理学』を携えながら指す社会的現実的なものとを (物質原理のプラクリティになるか… ![]() 生の中で全体性に融合と調和を求めながら 一日一日を大切に重ねて参りたいと思います。 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 Yogaクラスは1月5日水曜日よりスタートです♪ ![]() ![]() <トレビの泉にて> Carpe diem(今日という日の花を摘め) 神々がどのような死を我々にいつ与えるかは知ることは出来ず、 知ろうと苦しむよりも、 どのような死でも受け容れるほうがよりよいこと、 短い人生の中の未来に希望を求めるよりも その日その日を大切に使い楽しむほうが賢明である ~ホラティウス『歌集』(Carmina)第1巻第11歌~ |
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