DCより2011-06-19 Sun 23:52
![]() 8年ぶりのワシントンDCです。 NYのような高い建物がなく、整然とした街並みに 空は広く、大きく、より身近に感じます。 所用の合間に、心の栄養補給をして参りました♪ フィリップスコレクションでは KandinskyとFrank Stellaの特別展を開催中でした。 Stellaの作品に触れるのは初めてです。 Scarlattiのハープシコード・ソナタに感化されて造ったという、 一見ガラクタの塊のようにしか見えない^^Stellaの作品に、 私の未熟な想像力に、頭に柔軟体操の効果大でした。(^O^) (特別展での写真撮影は禁止なのでお見せできなくて残念…) Kandinskyについては以前のこちらブログで。。 目に見えない音楽を、音のない造形物に仕上げるという営みに触れ、 古代遺跡にも現代アートにも、変わらない人間の心模様を思う。 どんなに高度な文明の世となったとしても、 生きる早さが変わったとしても、 人が伝えたいメッセージや、表現したい内なるモノは あまり変わらない。。 存在の意味を確かめたい人間の営みは遠い昔から、そう変わらないと。。 こちら想像以上に、色鮮やかに光がきらめく、大きな大きな絵でした! ![]() ルノアール『舟遊びの昼食』 人間の生の輝き♪ たとえそれがひと時のことであったとしても。。 今回、この光に会いに行けてよかった。 (*^_^*) ここから以下は、ナショナルギャラリーより ![]() ダ・ビンチ『ジネブラ・デ・ベンチの肖像』 ![]() ![]() ラファエロ『アルバの聖母』 ![]() ![]() ルノアールが描いたモネ ![]() やはりGiacomettiの。。 ![]() ![]() 極限にまで凹凸を削り取った彼の像を前にすると、 いつも凛とした空気に包まれます。 ![]() ![]() 「動きは静止の連続でしかなくなる」 (La Collection ポンピドー・コレクションより) Giacomettiの言葉を受けると、この静止の連続こそが問われる。 今この一瞬一瞬の内に 大事なことがすべて含まれている、といつも教えてくれる。。 スポンサーサイト
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