ホリデー明け2011-11-27 Sun 23:52
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Happy Thanksgiving2011-11-26 Sat 20:13
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反哲学入門2011-11-21 Mon 09:38
<存在する>ということをどう捉えるか・・・
久しぶりに爽快な本に出会いました! 木田元先生の『反哲学入門』です。 大学で哲学の勉強をしていた頃、存在について、人生について・・・ <それはなんであるか>と必至に問いかけていた頭でっかちな自分を思い出す。 それから後にヨーガと出会い、 思考とは身体との共同作業だと思えるようになったこと。。 そんな自分自身の精神の変遷が プラトンからハイデガーまでの哲学史と重なり、 欧米の精神史と共に自分自身を一望したような思いです。 ハイデガーは、現存在(「人間」をいう)が存在するということを どう解するかを時間的構造をもちいて分析することによって 既存の哲学を転換しようと試みました。 そんなハイデガーの思索を木田先生は次のようにまとめられています。 「存在するものの全体を、生きておのずから生成するものと見、 自分もその一部としてそこに包みこまれ、それと調和して生きるときと、 その存在するものの全体に、<それはなんであるか>と問いかけるときでは、 存在者の全体へのスタンスのとり方がまるでちがい、 そんなふうに問いかけるときは、問う者は問いかける存在者の全体の外の特権的位置、 あるいはそれを超えた特権的位置に身を据えているにちがいない・・・」(p286より) 「存在する」ということを <作られてある=被制作的存在>と解すか、 <成りいでてある=生成>と解すか。 これは超自然的存在や神の存在証明を持ち出さなくても・・・ 「ある」をどう解するかで大きく違う世界観を生み出します。 身近なものごとに当てはめて考え応用できます。 試して見てください。 先日、「Chernobyl Heart」の上映会に行って参りました。 想像以上に辛い映像でした。 まだ心の整理ができません。 チェルノブイリで過去に起きた確かなことを知る必要があり、 今現実に日本で起きていることを正しく怖れる必要があると思う。 過去歴史から学び、未来を想像し創ることができるのは常に常に今なのだから。。 |
時には身を委ねて2011-11-16 Wed 17:42
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「Chernobyl Heart」上映会のお知らせ2011-11-04 Fri 18:41
「福島は、チェルノブイリに学ぶしかない
・・・・悲しみを繰りかえさないために」 そう記された『子どもたちを放射能から守るために』を読んでいました。 チェルノブイリ原発事故被災地の医療支援をされた医師で現松本市長の菅谷昭氏が 著された本で、「放射能を正しく知り、放射能から正しく守る」方法が語られていました。 外部被ばくと内部被ばくの違い、内部被ばくがもたらす大きな影響などについて 何ができ、何をしたらいいのか・・・、と改めて考えていたところ。。 このような上映会があるという情報を今日いただきました! 皆さんとシェアさせてください。 Kさんありがとうございます! 以下、頂いた内容と添付資料です。 原発事故問題に取り組んでいる平和団体がCT周辺に住んでいる日本人に もっと核の問題を知ってもらおうという趣旨で、2003年に製作された 「Chernobyl Heart」というアカデミードキュメンタリー賞受賞映画の 上映会がグリニッチで行われます。 映画監督のMarianne De Leoさんは先月日本に滞在され状況を視察されました。 この上映会には監督自ら参加され皆さんと質疑応答の時間を設けられます。 11月17日(木)6:30pmより グリニッチ図書館にて(英語版上映)/詳しくは添付の資料をご覧ください。 チェルノブイリの原発現場から80km離れた国では事故後25年経過した今でも 85%の新生児が何らかの奇形や障害を持って生まれてくる現実、 成人するまでの癌の発生率が40%近くあるという原発事故後の実態を把握して、 今日本で起きている問題をどう考えるかの機会を持つ事が目的です。 原発反対を喚起するのが目的ではありません。 前売り券を販売しますが、経費を除いた全額が日本の義捐金に回ります。 |
11月の訪れ2011-11-01 Tue 21:43
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